
「ローカライズ・翻訳」関連コラム
海外向けのWebページを作る
海外向けのWebページを作る、と一口にいっても、さまざまな作り方が考えられます。一方で、地域ごと、国ごと、言語ごとにまったく違う内容のものを作る場合もあるでしょうし、逆に、国内向けのWebページをそのまま他の言語に翻訳してしまう場合もあるでしょう。制作コストや管理コスト、その他の諸条件によって色々なケースがありえます。
内容の選択
国内向けのWebページをもとに海外向けのWebページを作る場合でも、国内向けの内容と海外向けの内容がすっかり一致して構わないケースはまれでしょう。多くの場合、海外向けでは削除しなければならない部分や、海外向けに新たに付け加えなければならない部分が出てきますので、内容の取捨選択の工程は必須です。
ページ割りやサイト構成の見直し
作成後のメンテナンスや内容更新を考えると、一つのページの中に国内向けか海外向けかによって削除しなければならない内容や追加しなければならない内容が入り交じっているのが一番始末に負えません。ページの分割や再構成、場合によっては全体的なサイト構成の見直しが必要になる場合もあるでしょう。
言語の選択
国内向けのWebページをもとに作成する場合、必要なのが何語であっても、翻訳の際のハブ言語として英語版のページは作るべきでしょう。日本語版から直接必要な言語への翻訳を行うより、一旦英語版を作って、その英語版から必要な言語への翻訳を行った方が、たいていの場合かなり翻訳コストは安くつきます。